ニューヨーク一人旅 - 1日目

フライトは12時間もあるし、3冊の本は機内で熟読しよ♡映画一覧を見てこれと〜これと〜これとこれ観よ♡と考えていた本も映画もほぼ観ることなくひたすら寝てた。CAさんが後ろの人に食事を聞く声で目を覚まして、食べて映画を選んで時々トイレに行っては寝てた。何度かそれを繰り返し目を覚ました時、まもなくJFK空港に到着します。とアナウンスが流れた。気づけば着いてた。

15時ごろ、ぼーっとしながら飛行機を降り入国審査へ。前の人を見ると手を画面に当ててる。え、何あれ聞いてない！あ、指紋か、なるほど〜と思っていると審査官にカモンされた。

「Hi! How are you?」「ハーイ！アイムファインサンキュー！アンドユー？」なんて教科書ばちばちの返事をしてパスポートを渡すと名前を褒めまくってくれて、早々に気分を上げてくれるリップサービス最高〜〜〜と思った。「オーケー、それじゃあゆめ、いくつか質問をしよう。」まじで映画やドラマみたいな話し方だ〜〜！2、3個質問に答え指紋をとると、「これで終わりだよ。楽しんでね、いい旅を！」「サンキュー！バーイ！」…え、もう終わり！？時間がかかると聞いていたから驚いた。

荷物を取って出口に向かう。空港からマンハッタンへはNYC Airporterを利用した。出口を出ると目の前に、NYC Airporterの目印の緑のジャケットを着ているお兄さんとバス。ラッキー！と思いながらお兄さんに話しかける。

「ハイ！バスに乗りたいの！」「往復？片道？どこまで？」「往復！ポートオーソリティまで！」支払いをしてレシート(チケット)をもらい、荷物を預けてバスに乗り込みiPhoneを車内のFreeWi-Fiに繋いだ。頭がだんだんクリアになってきて、アメリカ来ちゃった〜！と思いながら家族に着いたよメールをして、Twitterを開くと友達から色んなリプが来てて笑った。バスが発車して他のターミナルへ向かい、乗客を増やしてマンハッタンへ向かう。高速の運転がバスも他の車も荒すぎて道路もデコボコで面白かった。しばらく走るとグランドセントラルのアナウンスが流れ、見たことのある景色が目に入る。

ゴシップガールだ〜！！！ゴシップガールが大好き人間なのでニヤニヤ。空港に着いた時は曇り空だったけど小雨が降り始めていた。ホテルまではバス停から5分程度、問題ない。走り出してポートオーソリティ的なアナウンスが流れたのでバスを降りる。あれ？なんか違う気がする。係りの人にポートオーソリティ？と聞くと違うよ、ここは発音の似たところだ(忘れた)と言われバスに戻る。グランドセントラル→ポートオーソリティ→ペンステーションの3駅を回ると何を見ても書いていたから、名前がわからなくても2駅目で降りればいいと思っていたけど違うらしい。そしてポートオーソリティに着いてバスを降り、荷物を受け取るのを待っているとみんな係りの人に1ドル札を渡してる。チップの存在を忘れてた。チップを渡して荷物を受け取り歩き出すと、さっきまで小雨だったのに土砂降りになった。嘘でしょ！？折り畳み傘キャリーの中なんだけど！！ホテルへ向かってダッシュした。

泊まったのはヨーテルニューヨーク！オブジェと宇宙船のような部屋が気になってここにした。

全身びしょ濡れでホテルに入るとお兄さんが迎えてくれた。「ハイ！大丈夫？急に降ってきたもんね。予約はしてる？代わりにチェックインしてあげるよ！」ありがとう！お願い！ってチェックイン用の紙を渡すと「これはここじゃ無理だ、4階の受付に行ってごらん！」と言われお礼を言いハイタッチをして4階へ。コンシェルジェのお姉さんにハーイ！チェックインプリーズ！と紙とパスポートを渡すと「私今度初めて日本に行くのよ！」と言われて嬉しかった。少し日本の話をしてから説明を聞いて、ルームキーをもらい部屋へ。

部屋に入るといい感じで、荷物を置いて部屋着に着替え、とりあえず髪を乾かそうと洗面台でドライヤーを取り出す。

短っ！えっ、コード短っっ！！しかもターボにすると3秒くらいで勝手に切れる。この後３日間、体を倒し弱風でしか使用できなかったので今度からどこへ行くにもドライヤーを持って行こうと思った。

機内であんなに寝たのに気づけばまた寝ていて、目を覚ますと21時だった。今日はホテルでゆっくりしようと決めて、小腹が空いたから目の前にあるCVSpharmacyに行った。雨は止んでた。コンビニだと思ったらいろいろなものが売っていて驚いた。CVSを出るとタイムズスクエアの方が見えて明日が楽しみになった。

 大きなキットカットとオレンジジュース、店員さんにごり押しされて買ったCHOBANIのヨーグルトが美味しすぎて、滞在中は毎日朝と夜で2つ食べた。店員さん教えてくれてありがとう。日本でも売って欲しさしかない。

 シャワーを浴びて、テレビでバラエティやブロードウェイチャンネルを見ながらFaceTimeをしたり、ガイドブックを読んでおやすみなさい。